浮気調査を依頼される方が探偵社に望んでいるのは、詰まるところ「立証能力の高い浮気の証拠」の取得だと思います。
では、みなさんはそれが具体的にどのようなものを指すかご存知でしょうか?
質の高い調査報告書、つまり、浮気の事実を立証できる写真を含む、裁判所の形式に則った書式で作成された報告書が、それに相当するものです。
ですから、浮気調査の依頼者様が探偵社から報告書を受け取るのは、ごく当たり前の権利なのです。
ところが奇妙なことに、この報告書の作成がオプション扱いで、追加料金を徴収するという事務所が存在します。
作成を依頼されなければ、面談や電話で調査報告をおこなうだけなのです。
したがって、報告書の作成に関してはご契約の際、探偵社にしっかりと確認しておく必要があります。
大抵の探偵社では、調査報告書のサンプルが閲覧できるので、契約前に一度目を通しておくことをお勧めします。
なぜなら、協議・調停・裁判いずれにおいても、報告書は自分に有利な状況を作り出すために最も有効な物だからです。
サンプル閲覧時のチェックポイントは、以下のとおりです。
- その人物が誰であるか特定のできる証拠画像や動画である。
- 調査対象者の行動が時系列で分刻みに記載されている。
- 具体的かつ客観的な表現で書かれた文章である。
×昼過ぎに、背が低く若い女性が喫茶店に入った。
○13:10に、身長150cm程度の20代の女性が喫茶店「□□□」に入店。
少なくとも以上の点において何かしらの不備があるようであれば、その探偵社との契約は見送ったほうが賢明です。